2024年に旅してよかったスポット
はじめに
この記事は、Vivaldi Social(JP) 部活動/ビバ丼 Advent Calendar 2024 4日目の記事です。
はじめましての方ははじめまして。Vivaldi Socialの片隅に生息しているものです。自己満足写真を投稿し、そこに頂けるリアクションに大喜びする日々を楽しく過ごしつつ(いつもリアクションいただき、ありがとうございます!)、本業はITエンジニアとして都内で働いています。
さて、かれこれ10年弱、カメラ片手に鉄道旅に出るのがもっぱらの休日の楽しみで、訪れたスポットを1枚の写真とともに地図にピン留めするアプリをFirebase上に自作し運用を続けています(詳しくはこちらを参照)。が、最近はここに記録するのが半ば作業化してしまっていて、訪れた際の感想や印象に残ったポイントは頭の中だけに。それが時間とともに薄まっていき。。。そうなると何だか寂しく、また職場等で「どこが旅行してよかった?」「おすすめを教えて」ときかれてもなかなか良い回答がまとまらない始末(単に私のコミュ力が低いだけですが。。。)。
そこで、一旦は今年1年で個人的に旅してよかったスポットについて、何がよかったのかシンプルにまとめてみようと思い筆をとります(キーボードに手をおきます)。だいぶ前置きが長くなっているような気がするので早速スタート。
水郷 潮来 藤まつり
最初に紹介するのは茨城県の潮来。水郷潮来あやめ園で4月末から5月頭に開催される藤まつりを狙って訪問。紫・白・ピンクと色とりどりの房が250mつづく藤浪の径が楽しめます。風にのってただよう甘い香りも一興。藤と菖蒲が好きな方にはおすすめ(だいぶ偏っているかな?)。
都内から総武線・成田線・鹿島線と乗り継ぎ、接続時間含め片道約3時間と日帰り旅としてはなかなか遠いところと、観光地としての整備はイマイチで、ランチスポットがあまりない点がデメリット。私は、お天気もよくピクニック日和だね、と自分を納得させて、ベンチでコンビニおにぎりをほおばりました(分かっていたらおにぎりくらい持参したのにね)。
経由地には同じく水郷として知られる佐原もあるので、こちらと合わせての訪問するのもよいかと。
新緑の北鎌倉 長寿寺
昨今 混雑の激しい鎌倉一帯ですが、GW連休明け、かつ紫陽花ピークシーズン前の北鎌倉は比較的落ち着いていて個人的にはおすすめ。そんな中 今年見つけたベストスポットが北鎌倉駅から徒歩10分強のこちら長寿寺。
季節・曜日(週末)限定で拝観可能な隠れスポットで、苔庭と枯山水の庭園を書院の縁側から楽しめます。個人的に内部にあがって拝観できる寺院が大好きなのですが、ここは室内に腰を下ろしお庭を眺めながらゆっくり過ごすことができ大満足でした(ちなみに2024/12現在の当ブログTOPの画像もこちらで撮影しました)。
日本庭園が好きな方、日々の忙しやさや都会の喧騒を忘れゆっくり心落ち着ける時間を過ごしたい方におすすめ。今のシーズン 紅葉も綺麗そうな気がしますが、混雑はここの最大の良さである厳かな静寂感を消してしまうので、行かなくてもよいかな。
旧新発田藩下屋敷庭園 清水園
お庭シリーズが続きますが、新潟県新発田市の清水園も今年訪れてよかったスポットの一つ。北陸では金沢 加賀藩の兼六園とこの柴田藩 清水園だけが現存するという貴重な大名庭園で、長寿寺同様 日本庭園が好きな方におすすめ。
こちらも内部拝観可能な書院の縁側からお庭を楽しめるという点がポイント。訪れたのは盛夏の8月中頃でしたが、吹き抜ける優しい風はどこか涼しく感じました。お庭の中心に佇む池は琵琶湖をかたどったと伝わり、池の周りには近江八景を模したしつらえもあるとか。。。あまり難しいことを考えずにのんびり散策しましょう。
ちなみにこの旅から広角レンズを導入してみましたが、見える世界・撮れる世界が変わって驚きの連続でした。
新潟市水族館 マリンピア日本海
水族館撮影もなかなか楽しいもの。暗い・被写体が比較的 早く動く、ということで自分の腕のなさをいつも痛感しつつ、その中でバチっとよい画が撮れたときはすごくうれしいもの。というわけで新潟旅行の際にこちらも立ち寄りました。
新潟駅からバスで1本とアクセス良好!浅瀬や干潟が再現された潮風の風景から始まり、波立つ日本海を再現した大水槽、暖かい海域のエリア、信濃川の清流ゾーン、クラゲエリア等、見所もいっぱい。都内や近辺と比べ、地方の水族館は比較的 広く、地域毎の特色があり、それでいて入場料がリーズナブル、良いことずくめなので、旅先を選ぶ際は水族館が近くにないかついつい探しがちです。あと、広い施設は夏休みの繁忙期であっても分散されてそれほど混雑が気にならないのも利点。
今年の夏も酷暑でしたが、屋内中心の水族館というのはオアシス、天候や気候に左右されずに旅を楽しむ際の選択肢としてどうぞ。
重要伝統的建造物群保存地区 中山道 奈良井宿
続いては古い街並み好きの皆様におすすめなスポット、奈良井宿。ここで取り上げる必要もなく有名なスポットですよね。
都内からは中央東線で塩尻へ、そこから中央西線に乗り換え奈良井へ。ここも日帰りギリギリの範囲かな。特に私は前述の新潟旅で使用した青春18きっぷのあまりを利用したため、特急を使用しない各駅停車旅だったのでなおさら時間がかかりました。(この冬からの青春18きっぷの制度改定は寂しいですね。。。)
重要伝統的建造物群保存地区に指定された古い街並みが1kmにもわたり続き、この規模のものは他にはないとか。趣のある旅館やお土産屋さん、お蕎麦屋さん等が営業中。信州にきたらやっぱりお蕎麦だよね、と私も道中のお蕎麦屋さんで山菜そばをいただきました。雰囲気のある囲炉裏のカウンターの店内で、派手さはないがちゃんとおいしい蕎麦と気さくな接客のおばちゃん。最高でしたね。
雰囲気のある空間でおいしいお蕎麦を食べたい方はぜひ。
長谷山 本土寺
千葉県松戸市 JR北小金駅から徒歩10分くらいに位置する日蓮宗の古刹。紫陽花寺として知られ私も数年前の紫陽花シーズンに参拝させていただきましたが、紅葉も美しいという情報を得て、先日 再訪。
結論は素晴らしかったの一言につきます。広い境内各所で色づきはじめた紅葉のグラデーションを楽しむことができ、趣ある回廊と合わせて写真におさめるのが楽しかったです。あと1週間くらいは楽しめそうな感じだったのでお近くにお住まいの方はぜひ(もちろん梅雨シーズンの紫陽花も美しいですよ)。ちなみに行くのであれば朝一 9時の開門直後がおすすめ。
また線路を挟んだ反対側に位置する東漸寺の紅葉も見事でしたので、併せて参拝してみるとよいかと(この記事のアイキャッチはこちらのお寺の鐘楼を選ばせていただきました)。
終わりに
以上が今年 特に印象に残ったスポットでした。振り返ってみれば結構いろいろ遊びにいっていますが、やっぱり西のほうが少ない(というか皆無)ですね。来年は関西・四国・九州にもできれば足を伸ばしてみたいなと思う今日この頃でした。
最後になりますが、今回はあえて1スポット1枚の写真に絞ってのせてみました。もちろん個人的にお気に入りの写真は他にもたくさんありますので、もしよろしければ私のフォトブログもご覧いただけますと幸いです(ここにはあげなかったスポットもいくつかのせています)。
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